脱毛に通うことになっても、いざ施術前になったときに「VIOをどのように自己処理すれば良いかわからない」という方も多いと思います。
でも、VIOのことは恥ずかしさもあってなかなか人に聞けず、悩みますよね。
私も最初はそうでした
そんな方のために、施術前に知っておきたいVIOの自己処理の方法についてお伝えします。
理想的なのVIOラインを手に入れるために、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
VIO脱毛の最終的な目標を決める
VIO脱毛の最終的な目標によって自己処理の方法は異なります。
最終的な目標とは、『脱毛の完了時にどうなっていたいか』ということです。
つまり、『どこの毛をなくしたいか』『どこをどのくらい薄くしたいか』など、自分の理想とするVIOの形(デザイン)をあらかじめ決めておくことが大切です。
VIO脱毛の最終的な目標は人によってさまざまですが、主に以下の3つに分けられます。
最終的な目標
- VIOを全部なくしたい
- VIOを全体的に薄くしたい
- Vは形を整えて、I・Oは全てなくしたい
各パターンについて詳しく見ていきましょう。
VIOの毛を全部なくしたい
VIOラインの毛を全てなくすことを、脱毛業界では『ハイジニーナ脱毛』といいます。
アンダーヘアをすべてツルツルにする、ということですね
- 医療脱毛:8~12回程度
- 美容脱毛:20~24回程度
- 施術回数には個人差があります
VIOの毛を全部なくす場合の事前処理
毎回の自己処理で、VIOの毛を全て剃ります。
上記の施術回数を目安に、ご自身が生えてこないと実感した時点でVIOの施術をやめればOKです。
徐々にVIO全体の毛が薄くなっていき、最終的にはツルツルに!
VIOの毛を全体的に薄くしたい
VIOの毛を全体的に薄くすると、ムレや痒み、ニオイ、生理中の肌トラブルの改善が期待できます。
- 医療脱毛:3回程度
- 美容脱毛:6~12回程度
- 施術回数には個人差があります
VIOの毛を全体的に薄くする場合
1~2回目の自己処理では、VIOすべての毛を剃ります。
3回目以降は、施術後の生え方を見て、間隔を空けて施術したり照射する光の強さを調節してもらったりすることで、徐々に希望の薄さになるようにしていきます。
脱毛効果には個人差があり、『毛が薄い』という感覚も人によって異なるので、「自分が目標とする薄さになったらVIOの施術をやめる」という判断をすればOKです。
「何回目まで施術すれば良い」という決まりは特にありません
Vの毛は形を整えて、I・Oの毛は全てなくしたい
Vの毛は形を整えて、I・Oの毛は全てなくすパターンは、ムレや痒み、ニオイなどを抑えつつ、Vラインの形を自分好みにしたい人におすすめです。
Vラインの形(デザイン)としては、『ナチュラル』『トライアングル(逆三角形)』『オーバル(楕円形)』などが人気です。
自然な形が良ければ『ナチュラル』がおすすめです!
- 医療脱毛:8~12回程度
- 美容脱毛:20~24回程度
- 施術回数には個人差があります
Vの毛は形を整えて、I・Oの毛は全てなくす場合
毎回の自己処理で、Vラインはなくしたい部分の毛のみを、I・Oラインはすべての毛を剃ります。
剃った部分が照射される(=脱毛される)ため、Vラインは希望の形をイメージしながら剃ることが大切です。
Vラインの毛量を少し減らしたい場合は、1~2回目まではVラインもすべて剃って施術を受け、3回目以降から生え方を見ながら、さらにすべて剃って様子見するか、形を整えていくかを選択する方法がおすすめです。
筆者が実際に行った方法
私の場合、美容脱毛で『Vは少し薄くしてから形を整え、I・Oは全部なくす』というのが最終的な目標でした。
実際に行った自己処理方法は、以下の通りです。
- 最初の1~2回目:VIOの毛をすべて剃る
- 3回目以降:Vは希望する形に沿って剃り、I・Oはすべての毛を剃る
VIO脱毛が終わった現在
VIO脱毛が終わった現在は、希望する形で整ったのでひとまず満足しています。
ですが、1~2回目までの施術だけではVの毛が思った以上に薄くならなかったので、あと1~2回ほど、様子を見ながらVも全剃りして様子見しても良かったかなと思います。
ただこれに関しては、今からVラインだけの脱毛に通って調整することも可能なので、「自分が希望する以上に毛を減らしすぎなくて良かったかな」とは思います。
少しでも不安がある人は、様子見しながら調整していくのが良いよ!
自己処理のタイミングはいつ?
施術前の自己処理は、施術の日の1~2日前に行うのが望ましいです。
また、自己処理の後は肌がデリケートな状態になります。
施術当日に自己処理をすると、デリケートな状態になっている肌にさらにストレスをかけることになり、肌トラブルが起きやすくなります。
3日以上前に自己処理をしてしまうとせっかく処理をした毛が伸びてきてしまって、施術を受けられなくなる可能性があります。
自己処理後の長さは何ミリにすればいい?
施術を受ける当日に毛が『2ミリ以下の長さ』になっていることが目安です。
剃った毛が長くなりすぎると、施術を受けられない可能性があります。
また逆に、表皮に黒いメラニン色素が残らない状態になるまで毛を剃りすぎてしまうと、脱毛機が反応せず、脱毛効果が低減してしまいます。
さらに、皮膚のギリギリまで剃りすぎると肌が傷ついてしまう可能性もあります。
傷のある箇所は、施術ができなくなるので注意しましょう
VIOの自己処理に必要なアイテム
VIOの自己処理を行う際は、以下のアイテムを揃えておきましょう。
VIOの自己処理で必須のアイテム
- フェイス用シェーバー
- ハサミ
- 鏡
- 新聞紙・ティッシュペーパー、タオルなど
フェイス用シェーバー
フェイス用シェーバーは、VIOの自己処理を行う際は必須のアイテムです。
カミソリなどと違って肌に直接刃が当たらないため、VIOなどのデリケートな部分でも自己処理がしやすいです。
フェイス用シェーバーがない場合はカミソリでも問題ありませんが、カミソリは肌を傷つけやすいため、できることならフェイス用シェーバーを購入することをおすすめします。
フェイス用シェーバーは、2千円くらいのもので充分だよ!
はさみ
シェーバーで剃る前に、長い毛をカットするためのはさみが必要です。
ある程度の長さにしておくことで、シェーバーに毛が詰まるのを防ぐことができ、毛も剃りやすくなります。
自己処理に使用するはさみは、日常で使うような文具用はさみではなく、小回りが利く小さめのものやデリケートゾーンに適したものを使うようにしましょう。
アンダーヘア用のはさみを用意すれば、衛生的にも安心!
鏡
特にIライン・Oラインの自己処理をする際は、見づらい箇所を見るための鏡が必要です。
IOラインの自己処理は難易度が高く、自分の体勢を確保しつつも、鏡でしっかりと見ながら慎重に行わなければなりません。
手鏡だと手が塞がった状態で自己処理をしなければならず、自分の体勢が崩れた時に危ないので、なるべくなら自立する鏡がおすすめです。
剃る時は、自分の体が影になってしまって光が当たりにくくなるので、LED付きの卓上ミラーだとより良いです
新聞紙・ティッシュペーパー、タオルなど
アンダーヘアの自己処理の際は、カットした毛が床に落ちます。
新聞紙やティッシュペーパー、タオルなどを敷き、その上で毛を剃ると掃除がしやすいのでおすすめです。
そのまま丸めて捨てられるものが楽ちんだよ!
自己処理の際は何度か体勢を変えますが、その際に床に敷いたもので足を滑らせないよう注意しましょう。
VIOの自己処理であったら良いアイテム
以下のアイテムは必須ではありませんが、これらを使えば、より肌に優しく自己処理ができます。
シェービングクリーム
カミソリで剃る場合は、剃る前に肌を保護するためのシェービング剤を塗りましょう。
シェービングクリームを使えば、刃の滑りが良くなり、何度も刃を当てる必要がなくなるため、より肌を保護しやすくなります。
クリームタイプや泡タイプなどの色が付いているものだと、剃っているところが見づらくなってしまうので、ジェルタイプなどの透明のものがおすすめです。
フェイス用シェーバーで剃る場合でも、シェービング剤に対応していれば、なるべくシェービング剤を使うと良いでしょう。
保湿用のボディクリーム
VIOはデリケートな部分なので、自己処理後の保湿ケアも大切です。
自己処理で肌にダメージが残ってしまうと、施術を受けられなくなる可能性もあります。
デリケートゾーン用の保湿クリームやジェルを用意しておくと良いでしょう。
自己処理後は肌が敏感になっているので、低刺激のものがおすすめです
VIOの自己処理の手順
VIOはデリケートな部分なので、正しい手順で慎重に自己処理をすることが大切です。
間違った方法で自己処理をすれば、肌を傷つけてしまう場合もあります。
脱毛効果をより高めるためにも、次の手順に沿って、丁寧に処理をしていきましょう。
最初に、自己処理を行う部位を温めておきましょう。
肌が冷たいと皮膚や毛が硬くて剃りづらく、肌を傷つけやすくなってしまいます。
肌を温めることで皮膚と毛を柔らかくしておけば剃りやすくなるため、肌も傷つきにくいのです。
肌が温まっており、かつ清潔な状態になっている入浴後がおすすめです
剃った毛が床に散らばるのを防ぐため、新聞紙やティッシュペーパー、タオルなどを敷きます。
また、I・Oラインの自己処理では鏡が必須なので、自立する鏡を準備しておきます。
メインの自己処理はフェイス用シェーバーで行いますが、その前に、長い毛ははさみである程度まで短くカットしておきます。
カミソリを使う場合やシェービング剤対応のシェーバーを使う場合は、シェービング剤を塗ります。
毛の流れに沿って、フェイス用シェーバーで剃ります。
VIOはとてもデリケートな部分なので、少しずつ動かしながら丁寧に剃っていくと良いでしょう。
シェーバーの角度は肌に対して垂直にし、押し当てすぎないようにしながら毛の流れに沿って剃ります。
Vラインは上から下へ、IラインやOラインは鏡を使って確認しながら、粘膜を傷つけないよう慎重に行います。
肌を少し引っ張って伸ばしながら剃るとやりやすいよ!
また、同じ場所を何度も繰り返し剃るのはやめておきましょう。
肌が傷ついてしまうことで赤みやひりつきが起こり、施術を受けられなくなってしまいます。
一通り剃り終えたら、剃り残しがないかをチェックします。
見えにくい部分は、鏡を使って見るのが良いでしょう。
剃り残しがあると、その部分の施術が受けられなくなったり、脱毛効果が低減してしまったりします
最後に、冷たいタオルなどで肌を冷やしてクールダウンさせます。
その後、保湿クリームやジェルなどで保湿をします。
自己処理後の肌は乾燥しやすくなっているので、ケアが大切です
乾燥がひどいと施術を受けられなくなってしまうこともあるため、注意しましょう。
VIOはデリケートな部分のため、VIO専用や敏感肌用の保湿クリームなどがおすすめです。
部位ごとの自己処理のポイント
VIOそれぞれの部位について、自己処理のポイントを見ていきましょう。
まず全体として、自己処理は入浴後に行うのがおすすめです。
入浴後は皮膚と毛を柔らかくなっているので、普段より剃りやすくなっています。
蒸しタオルなどを使って皮膚を柔らかくしておくのも良いです
また、自分でやってみて難しいと感じたら決して無理に剃ろうとはせず、店舗のシェービングサービスを使うのが良いでしょう。
Vライン
Vラインは、自分でも見やすい位置になるため、比較的簡単に自己処理ができます。
まず、全体の毛を1~1.5cmくらいの長さになるようにハサミで短くカットします。
毛が長いままシェービングしてしまうと、シェーバーに毛が絡まってしまったり、残したい部分との境目がよく分からなくなってしまったりします。
ハサミで短くカットできたら、肌を傷つけないように電気シェーバーを使いながら、毛の流れに沿って丁寧に剃っていきます。
残したい箇所がある場合、その形に沿って剃るのがポイントです
Iライン
Iラインは、鏡を使わないと見えない箇所になるため、自己処理が難しいです。
まずは、自立できる鏡を使ってIラインがよく見えるように体勢を整えます。
そして、Vラインと同じように、全体の毛を1~1.5cmくらいの長さになるようにハサミで短くカットします。
肌をハサミで傷つけてしまう可能性があるので、よく見ながら慎重に行いましょう。
ハサミで短くカットできたら、肌を傷つけないように電気シェーバーを使いながら、毛の流れに沿って丁寧に剃っていきます。
粘膜が近い箇所なので、慎重に行いましょう
Oライン
Oラインは、鏡を使っても見えない箇所も多く、自己処理が非常に難しいです。
Iラインと同様に、まずは、自立できる鏡を使ってOラインがよく見えるように体勢を整えます。
長い毛がある場合、ハサミを使って短くしておく方がシェーバーで剃りやすくなりますが、そもそも見づらい箇所なので無理してハサミを使う必要はありません。
そして、肌を傷つけないように電気シェーバーを使いながら、毛の流れに沿って丁寧に剃っていきましょう。
かなり見づらい箇所になので、目で見えなければ触って確認しましょう
I・Oラインを無理して剃るのは禁物
Iライン・Oラインは、鏡を使っても見づらい箇所も多く、さらに毛の生えている範囲も狭い上に、粘膜にも非常に近い部位なので、自分で剃るのは大変です。
無理をして剃ってしまい、肌を傷つけてしまうと、その部分の施術ができなくなってしまいます。
自己処理はできる限り慎重に行い、多少剃り残しがあっても無理はせず、スタッフの方にお任せするようにしましょう。
Oラインに関しては、無料でシェービングを行ってくれるお店も多いので、シェービングサービスを行っているサロンかどうか、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
通常の電気シェーバーだとうまく剃れない人は、IOライン専用のシェーバーを使ってみるのも良いかもしれません
自己処理をする際の注意点
自己処理をする際、以下の点に注意しましょう。
肌を傷つけないようにする
肌を傷つけてしまうと、その部分の施術ができなくなる可能性があります。
また、肌が傷つくことでバリア機能が低下し、その他の肌トラブルにも発展しやすくなります。
肌を傷つけやすい自己処理の仕方
- カミソリ
- 除毛クリーム
カミソリは、刃が直接肌に当たりやすく、皮膚の角質まで取ってしまうことがあります。
VIO脱毛の自己処理は、肌への負担を最小限に抑えられるフェイス用シェーバーがおすすめです。
除毛クリームは、薬によって毛を溶かしてしまうため肌への刺激が強く、肌を痛めることに繋がります。
また、毛抜きやワックスによる処理は、毛根まで抜いてしまう事があり、レーザーや光による脱毛効果が得られなくなる可能性があるので注意しましょう。
生理前は避ける
生理前の身体は、ホルモンバランスの変化により肌が敏感になります。
生理中は基本的にVIO脱毛の施術を受けられないことが多いですが、生理前の時期もトラブルが起きやすくなるため、できれば避けた方が良いでしょう。
クリニックやサロンによっては、生理中でも条件付きで施術を受けられるところもあります
無理して自己処理をしない
自分で処理をするのが難しい場合は、店舗のシェービングサービスを利用するのも一つの手です。
スタッフによるシェービングは、無料で受けられるサロンもあれば、追加料金が発生するサロンもあるので、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
その際、シェーバーの持参が必要な場合もあるので注意しましょう
VIO脱毛におすすめの医療脱毛《シェービングサービス無料》
シェービングサービスが無料のお店なら、施術前に自己処理をする必要がありません。
自己処理が難しいと感じた方は、シェービングサービスを行っているお店を選ぶのが良いでしょう。
慣れない自己処理で、肌を傷つけることもないから安心ですね
クリニック名 | 無料シェービング対応部位 |
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アリシアクリニック | 背面 |
レジーナクリニック | 手の届きにくい部位の剃り残し |
リゼクリニック | 剃り残し部分 |
フレイアクリニック | 手が届きにくいOラインや背面 |
じぶんクリニック | えり足、背中、腰、ヒップ、Oライン |
エミナルクリニック | 剃り残し |
フェミークリニック | 全部位 |
ジュノビューティークリニック | 手の届かない部位 |
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よくある質問
まとめ
VIO脱毛の自己処理のポイントは、以下の通りです。
- VIO脱毛の最終的な目標を決める
- 施術の日の1~2日前に行う
- 毛を『2ミリ以下の長さ』にしておく
- VIOの自己処理に必要なアイテムを揃える
- 正しい手順で自己処理をする
- 自己処理時の注意点に気を付ける
- 自己処理が難しい場合は、店舗のシェービングサービスを利用する
VIOの自己処理は慣れるまで大変ですが、正しい手順を把握して自己処理を行うことで、脱毛効果をより高めることができます。
みなさまがVIO脱毛の自己処理についての理解を深め、理想的なVIOラインを手に入れられることを願っています。
美を目指して一緒に頑張りましょう!